<< 3年越しの | main | 四国ほぼ一周の旅<2> >>
四国ほぼ一周の旅<1>
会社を退職して約1ヶ月(有休を含めれば約2ヶ月)。
一区切りをつけるべく、旅に出ることにしました。

無職のため、当然使えるお金は限られてるものの、平日に休みが取れることは
なかなかないしなぁ、ということで、平日で堪能できそうなところを候補に。
行きたい場所としては、やはり一番に候補にあがるのが北海道。
ついで九州(特に南九州)と考えてたんですが、やはり日程・金銭面とも厳しい。

ネットでいろいろと検索していたところ、6/20までの期間限定で、
「四国鉄道まるごとパス」という切符が発売されていて、それを使うと
四国のいろんな鉄道に乗ることができる、という非常に魅力な切符であることが判明。

ちょうど旅に出ようと思い立ったのが6/20で、「うわっ今日しか買えない!」
ということは、これは買うしかないっ!!運命だ(大げさ)と思ってしまい、
土砂降りの雨の中、梅田にあるJR四国の支店(ワープ梅田支店)へ行き切符購入。

いけるのは来週。
土日を含まないで行こうとすれば、月曜出発かな?ということで、
帰宅後プランを立ててみることにしました。

今回の旅の主要な目的は「高知県制覇」と「うどんを食べる」こと。
この2つの目的を軸に壮大な計画(またまた大げさ)が立てられたのでありました。

6月23日。梅田で夕食を食べた後、阪急で10時の特急に乗って三宮へ。
三宮からフェリー乗り場までの行き方をレクチャーしてもらったので、
歩いて目指すことにしました。

夜道はかなり怖かったですが、コンビニにも寄れ、出発1時間前には到着。
今回は格安旅行、ということで、高松行きの往復のフェリー切符を購入し、
出発までしばし休憩となりました。

この日はフェリーの到着が遅れていて、乗船できたのは0時10分過ぎ。
車などの乗り込みの時間もかかっていて、神戸港を出発したのは定刻より30分くらい
遅れておりました。

レディース専用のフロアにて横になり、ほどなく就寝。
(うとうとしかかったところで船内アナウンスが流れて起こされたんだけども・・・)

途中何度か目覚めましたが、それなりに寝れたと思います。

到着は40分近く遅れて、5時ちょっと前ぐらいでした。
そこからバスで高松駅へ。

バスを降りると海の向こうに太陽が見えて、すがすがしい気持ちになりました。
夕日もいいけど、朝日も気持ちいいものですな。

さて、ここから長い1日の列車での行程がスタートとなります。

改札で本日のスタンプを押してもらい(この辺は青春18切符と一緒)、
まずは琴平行の電車に乗車。

5:44電車での旅はスタートしました。
青春18切符やそれと同様のフリー切符を使っての旅に出る場合、
基本的には事前に時刻表の下調べをしておきます。

行きたいところも少なくとも1,2個はピックアップしておくようにしています。

今回の旅であれば、高知(はりまや橋プラスアルファ)と竹清のうどん。など。

また、通常は事前に図書館で旅行雑誌を借りて(買わないのがミソ(笑))、
それを持ちながらさらに旅中に行きたいところを探していく、というのを
やるのですが、今回は時間の都合上図書館で本を借りることができなかったので、
事前にインターネットで行きたいところをいくつかピックアップしておきました。

あと、私の場合、時刻表を調べるのもネットを使ってしています。
時刻表を持って移動しながら調べられるほうがいろんなプランが見つかって
楽しそうだなぁと思いつつも、ぶらっと行く旅であってもそれなりに
プランを立てておかないと不安になっちゃってねぇ。。。
結局時間に追われながら、になってしまうんだけども、先にホテルも
前もって決めておかないと「宿がない」ってことの方が不安になってしまうので、
基本的には行く前に宿を押さえておいてます。

が、今回は、初日目的地につけるかどうかの不安の方が宿が取れるかどうかの不安を
上回っていたので、宿は当日移動しながら確保することにしました。

・・・とまたまた前置きからスタートしてしまいましたが・・・。

5:44に高松駅を出発し、琴平行の電車に乗って終点の琴平へ(6:54着)
そこから4分の待ち合わせで6:58発の阿波池田行に乗車。

阿波池田に向かう途中、坪尻駅というところでスイッチバックが見られる、
という情報を教えていただいたものの、今回は坪尻駅は通過のため見られず(涙)
たまたまこの旅にでる少し前にちちんぷいぷいで坪尻駅の特集をしていて、
気になっていただけに残念。
1日の利用客が一桁とかで、駅の近くに住んでいるご夫婦のための駅といっても
過言ではないようです。

定刻どおり7:46に阿波池田駅に到着。
駅の近くに野球で有名な池田高校があるようで、学生たちがいっぱい降りていきました。

約1時間滞在し、8:39発の高知行の電車に乗っていざっ!高知へ。

高知へ向かう途中、新改駅にて今度はしっかりとスイッチバックが見れました。
運転手さんがねぇ、反対側の運転席に移動して駅につくのね。
で、駅からはまた最初に運転してた席に戻って運転するの。
いやぁ、貴重なものがみれたぁ。楽しかったです(^^)

ゆっくりと、でも着実に高知へと近づいていきます。
山の中をどんどんと越えていき、11:11高知駅着。

もちろん、人生初高知。

なのにだっ!

当初の計画では、1時間半ぐらい滞在時間をとっていて(それでも少ないが)
駅周辺の観光名所(はりまや橋や高知城)を巡ろうと思っていたものの、
後々の事を考えて、30分ちょっとの滞在に変更。
そのため、高知では、まず土佐電に乗車してはりまや橋まで向かい、
はりまや橋を撮影して、駅まで戻る。ということしかできませんでした(涙)

高知駅前は工事中でありました。
サイコロ6で登場したバス乗り場は健在。それが見れただけで満足です!

11:59発の窪川行に乗って13:55窪川着。
1時間ぐらい滞在時間があって、どうしよう・・・と思っていたところ、
三十七番「岩本寺」という文字が!!!

おぉぉ!!八十八ヶ所の寺があるんじゃないのっ!!しかも近いっ!!!
と、いうことで急遽お寺さんに行くことに。

本当に駅から近くて10分ぐらいでたどり着きました。

今回の旅初の巡礼。いやぁ、ありがたい。

さて、窪川からはJRではなく、「土佐くろしお鉄道」に乗車。
今回の切符が「まるごと」でほんとよかった。

しかーーしっ!!青春18切符と同じで特急には乗れんのです(涙)

いつもはワープを極力使わないようにしてるんだけども、時間的にここでワープを
使わないといけない状況だったため、特急に乗って土佐入野駅を目指します。

14:54発の特急あしずりに乗って15:24土佐入野駅着。
自由席に座って、検札で切符を見せたところ「お預かりしてもよろしいですか?」
とのことで、切符をもっていかれてしまいました。
代わりに切符をもってくるのかしら?と思っていたものの何もなく、目的地着。
不安のまま列車を降りると、下車したのは私一人だけ。
無人駅のため、車掌さんが先に切符を預かってくれたようでした。
一瞬駅に降り立ったら「んんん?」と怪訝そうな顔をされましたが、
すぐに「あぁ、さっき切符預かった」とわかったんでしょう。「どうぞ」と
駅の出口を案内してくれました。

さて、ここからしばし徒歩。
曇り空でそんなに暑くはなかったものの、歩いてるうちに汗だくになっていました。

駅を出てまっすぐ歩いて大きな道路が見えたところで左折。
その道路沿いをずっとずっとずーーーっと歩いていって「まだ!??」と
かなり弱気になりかけたところで、看板が登場。
電車の時間もあってかなり早足で歩いて20分ぐらい。

時間帯的にちょうど合間の時間だったため、客は私一人だけでした。

天ぷらを揚げるのに時間がかかるようだったのか「時間大丈夫ですか?」と
最初に聞かれ「はいっ」と応える。

早足で歩いてきたお陰で30分くらい店内で滞在できそうだったので、
ゆったりと待つことに。

待つこと約20分。写真で更新した「冷やし天ぷらうどん」が登場。
おそらく四国2のときに大泉さんが食べていたうどんと思われます。

ちょうど運ばれてきたときに、店の駐車場前で一台様子のおかしい軽トラが。。。
どうもエンストか何かをしてしまったようす。
道路でエンジンがかからず立ち往生しているようだったので、後ろに並んでいた車の
ドライバーさんが出てきて、車をひとまず駐車場に入れておりました。

その後、店の方がヘルプに行って、どうやら動いたよう。

外の様子を気にしながらの食事となったのでありました。

うどんはねぇ、モブログのときにも書いたけど感動でしたね。
天ぷらがさっくさく。うどんもおいしかった。

なんだろうねぇ、いっちばん最初にカリー軒にいったときの感覚に似てる。
緊張してあんまり味は覚えてないというか、いけただけで幸せ。
できればもう1回いって今度はじっくり味わいたい、という感じです。

店内はあの撮影があったときから改装されている様子でありました。

食べ終わって、お店の人にさっきの車の様子を伺って、お金を払って帰ろうとしたら、
「どこからきたん?」と聞かれ、「大阪からです」と答え
「車?それとも歩いてきた?」と聞かれたので「駅から歩いてきました」というと、
「あらー、遠かったでしょ?車出してあげるわ」とのこと。

ご好意に甘えて駅まで送っていただきました。

いやいやいや、素晴らしいね。感動したわ。ありがとーーーー!!

送っていただいたお陰で、予定より早く到着できたものの、電車がくるのはまだ先。
しかし、反対方向の電車がすぐやってくるみたいだったので、それに乗って、
終点の中村まで向かってみることにしました。

「中村」って聞くと歌姫を思い出すんだなぁ。

一瞬だけ駅前に立ち寄って、再び電車に乗り込み、16:59発で出発。
窪川に着くまでの間に、ようやく本日の宿の目処がついたので予約。

イコールさらに移動が必要となりました。

18:02窪川着。
18:21発の宇和島行に乗り換えて最終目的地、宇和島へ。

これねぇ、当初の予定では窪川での乗り換えが一分しかない状態だったんだけど、
最初に窪川駅に到着したところ、土佐くろしお鉄道からJR予土線に乗り換えるのに
一分ではかなり厳しいことが判明(階段を登って移動しなければならない)

なので、予定を組み替えてたっぷり乗り換え時間を確保し、無事乗車成功。

こっからの約2時間が非常に長く感じました。
あたりは暗くなってくるし。途中ワンマン一両編成の車両に乗客が一人だけに
なったときは、かなり不安に感じましたが、なんとか20:14宇和島に到着できました。

ホテルは駅からすぐのところで確保したので、コンビニで食料を調達しチェックイン。

長い長い移動メインの1日目が終了となったのでありました。

何気に四国4県を1日で移動したことになるんだよね。

やってみたい方はぜひ、お試しあれ〜〜〜。
| どうでしょうな旅 | 23:46 | comments(4) | trackbacks(1) |
スポンサーサイト
| - | 23:46 | - | - |
あら、よい旅をなさってこられたようですね。
「四国まるごとパス」は、本当におトクなきっぷでしたからねえ(私も使いましたが)。
2日目以降の記事も楽しみにしております!
| K_S | 2008/06/28 12:08 AM |
>K_S さま

この切符は非常に便利でしたね。
3日目は瓦町で日付印を押してもらったのですが、
JRの日付印が並んでるところに「瓦町」という印があって
とても不思議な感じになってました(笑)

ハイピッチで書き終わりましたですよぉ(笑)
| Riezo | 2008/06/28 10:23 PM |
Riezoさま、こんにちは。
いろりや(黒潮町)のInakazamurai-Kと申します。

ずいぶん遅いご連絡で恐縮ですけんどが、
ご来店とブログ記事、ありがとうございました♪

遠いところを船、電車と乗り継いでお越しいただきまして、
本当にありがとうございました。
また、うどんをほめていただきうれしいです!

土佐入野は遠い遠い僻地ですけんど、
静かでなんにもなくてのんびりできるところです。
またの機会に、ごゆっくりどうぞ。

遅まきながら<いろりや>でも、
ようやくHPとブログをスタートしました。

いろりや公式サイト
http://www.iroriya.jp/

いろりや9640ブログ
http://ameblo.jp/iroriya9640/

事後のご連絡でたいへん恐縮ですが、
これから四国へ来られる方やうどん好きの人たちのご参考にと思い、
私のブログにてこちらの記事を紹介させていただいています。
お時間ございましたら、いろりや9640ブログにも遊びに来てくださいね。

引き続き、よろしくお願い申し上げます!
※トラックバックをお送りしましたので、よろしければご承諾いただけると幸いです。
| Inakazamurai-K@いろりや | 2009/06/24 6:07 PM |
>Inakazamurai-K@いろりや さま

コメント&トラックバックありがとうございました。

ちょうど1年前になりますが、あのときのことは
鮮明に覚えています。
ものすごく行きたかった場所だったのでお伺いできて
本当に嬉しかったです。
またぜひおとずれたいとおもいますのでその際は
よろしくお願いします。
| Riezo | 2009/06/28 10:15 PM |









トラックバック機能は終了しました。
【2008年4-6月】いろりやへのご来店、ありがとうございました♪
『いろりや 』へご来店いただいたお客さまのブログから、 2008年4月〜6月(春〜初夏)に公開された記事へのリンクを紹介させていただきます。 みなさま、遠いところお越しいただき、ありがとうございました_(。_。)_ 楽しんでいただけましたでしょうか? ま
| いろりや9640ブログ | 2009/06/24 6:07 PM |
CALENDAR
SMTWTFS
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
Color
Color (JUGEMレビュー »)
古澤剛,古澤剛
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
SPONSORED LINKS
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
このページの先頭へ
なかのひと