では、続きを。
2/14仕事終わりで熊本に向けて出発。
この日はちょうど、関東が大雪に見舞われた日で、大阪での積雪するぐらい雪が降っていました。
新幹線も出発が10分以上遅れましたが、熊本駅には奇跡的に時刻通りに到着しました。
その日は熊本市内に宿泊し、翌日午前中に人吉へと移動。
天気もよかったので、駅前で自転車を借りてぶらぶらと人吉散策をしてきました(それについては改めて)
夕方に受付を済ませ、ゼッケンを受け取った後、ホテルにチェックインし本番に備えたのでした。
大会当日は5時半頃に起床。
今回は朝食付きのホテルだったので、6時過ぎからごはん、味噌汁、おかず、と普通の朝食を食べました。
大会は10時スタートということで、部屋の中でストレッチをしつつ、ゆっくりと準備。
テレビでは、熊本城マラソンのスタート直前の様子が流れていました。
9時前にホテルを出てスタート地点へと移動。
気温は3℃ぐらいだったのかな?少し肌寒かったです。
ただ、日中は10℃ぐらいまで気温が上がったようで、風が心地よく(向かい風もありましたが)感じました。
今回は、久々の大会出場ということもあり、スタート直前はかなり緊張しました。
ハーフに出場された選手は2000人以上いたみたいで、たくさんの人がスタート地点に並んでました。
10時にハーフのスタートとなり、先頭に並んでた人から順番に走り始めました。
最初は集団でずーっと走って行ってて、若干人酔いしそうになりましたです(^^;
でも、徐々に自分のペースを取り戻しました。
最初の5kmは37分ぐらい。ジムで走ってるよりも早いペースで走れてました。
なんか、すごく不思議だったのは、自分でもちろん走ってるんですが、誰かに押されている感じがするというか、霊的な意味では全くなくて、普段走ってるときとは違う感覚なんですよね。
体が軽く感じる、というのともちょっと違うんですけど、なんか引っ張られて走ってるような感覚というか・・・。
そんな感じで、わりと快調に走ってました。
5km地点あたりで最初の難関の長い上り坂がありました。
急な坂道ではなかったんですが、なかなか終わらなくて、いつまで続くんだろう・・・と思ってたところに折り返しのコーンを発見。
そこから下り坂に変わったので、一気にペースを上げて走っていくことができました。
その下り坂から、10km過ぎまではかなり楽しく走れました。
10km過ぎぐらいから川沿いを走っていった記憶があります。
そこも、折り返しまでの距離が長く感じましたです。
押し返したところで12kmぐらいだったのかな?
このあたりから、徐々に足が重くなり始めてました。ただ、けがをしているところが痛い、というよりも、足全体的に重いなぁと感じる状態。
あと、太ももあたりが重たいのと同時に、肩や腰あたりにも疲労がたまってきているのを感じてました。
肩腰の方が足よりも痛かったかも。
とりあえず、15kmまでは走ろう・・・とペースが落ちながらも走り続けました。
15kmを超えた後は、16kmまで、17kmまで。。。と1kmずつ走る距離を伸ばしていく感じ。
ただ、16kmをすぎて、あと5km!!と思ったところで、一気に足が重たいのが進みまして、上り坂に差し掛かったりしたときは、ついつい歩いてしまってました。
あと3kmぐらいのところからが一番しんどかったです。
ゴールはもうすぐなんだけど、あと3kmもある・・・と思うと体も心も前に進まず。
でも、ゴールは近づいてきてるんだと信じて、応援の声もパワーに変えてなんとか少しずつでも前に進みました。
すると、だんだんと見覚えのある風景が見えてきて、青井阿蘇神社の前を通ったあたりから「あともう少しだ!!!」と確信。
再びペースを上げて走り始めて、なんとか無事ゴールすることができました。
タイムは3時間をちょっと切る程度とかなり遅いペースだったものの、今回に関してはゴールできることだけを目指していたので、無事に戻ってこれてほっとしました。
ペース的には、最初の10kmが1時間15分ぐらい。後半が1時間半ぐらいかかっていることになります。
あと残り3kmの時点で2時間20分すぎぐらいで「1km10分ペースで行っても3時間切れる」と思った記憶があります。
走り終わった後の率直な気持ちは「また走りたい」でした。
なんかね、走り終わったあとの達成感というか「走れたぁぁ!!」という安心感みたいなのがすごくあって、すごくテンションが上がったというか、またやりたいなぁという意欲がわいてきました。
できれば、もう1回フルマラソンにもチャレンジしてみたい。
そのためには、体力的な強化はもちろん必要ですし、心の筋力というか、ハートの強さ・タフさが必要だなと思っています。
早ければ今年の秋、遅くとも来年の今頃には、また何らかの大会に出たいなぁと思ってます。
そして、最後になりましたが、沿道にて応援してくださった人吉の皆様、ボランティアの皆様、大会関係者の皆様、本当にありがとうございました。
声援を送って下さった方の中には、ゼッケンから名前をみつけてくれて(応援の旗にゼッケンと名前が書かれていたみたい)、名前を呼んで応援してくださった方が何にもいらっしゃいました。
○○さんがんばってー!とか、大阪から!がんばってー!!とか、とても励みになりましたです。
本当に素晴らしい大会をありがとうございました!!