今年も、パーキンソン病のセミナーに関連して、樋口さんが来阪されました。
前半は先生方のセミナーがあり、休憩を挟んで14:40に樋口さんが登場。
目の前にファンの方たちが座っているのに気付いてくださり、軽く手を振る樋口さん横目で見てました(笑)
前半は大阪大学の望月先生とのトークショー。
最初の樋口さんの紹介のときに、司会のお姉さんが「1993年に”いつまでも”でデビューされ。。。と話しているのを聞き逃しませんでしたぞ!!
特に樋口さんも突っ込んだりしてなかったけど、『いまでも』が正解ですからっ。
(去年と同じ司会者の方だと思うんだけどなぁ)
望月先生は椎間板ヘルニアを発症されたとのことで、「腰痛」について、パーキンソン病からくるものなのか、それとも他の要因(運動不足など)から来るものなのかを見極める方法などをお話しされてました。
樋口さんも仕事場で作業をしていて薬が切れてくると痛みが強く出てきちゃうというお話をされてましたね。
あと、暑すぎるときや寒すぎるときは薬の効きが悪くなってしまうとのことで、寒い時は暖かくして過ごすように、あまり寒い場合は外に出ないだとの対応が必要というお話しをされていました。
友人にパーキンソン病の方がいらっしゃる場合の関わり方については、樋口さんの実体験のお話をされていて、適度にほっておいてくれる方がよいと。ほんとに手助けが必要、助けてほしいなというときだけ手を貸してもらって、それ以外は自分のことは自分でやるというようなことをおっしゃってました。
パーキンソン病との向き合い方については、これは昨年も話されてましたけど(ということで、昨年のブログ内容を一部引用)
英語ではパーキンソン病であることを「He has Parkinson's Disease」という。「has(持ってる)」と表現する。
パーキンソン病は、彼、その人が神様から与えられた持ち物(荷物)なんだ。
神様という表現はあれだけど、神様はその人が乗り越えられるものしか与えないと。
必ず、その荷物を降ろす時がくるのだから、それまではお互いにそれぞれに与えられた荷物をもって生活していく。
歌手という職業をしているので、歌うことで皆さんがいろんな表情でそれを受け取ってくれることがエネルギーになるというような趣旨のことも話してましたね。
望月先生も、昔はパーキンソン病になったら仕事はするな、ということをいってたそうなんですが、今は仕事に行く、朝、「よしっ!今日も仕事に行く」と思うことでドーパミンが出るからできるだけ仕事を続けることを進めているとおっしゃってました。
20分という短い時間でしたけど、いろいろと貴重なお話を聞くことができました。
その後は、樋口さんのミニコンサート。
今回のサポートギターは古澤剛さん。タケヒゴで大阪でライブやってくれる日がくるなんて!!
その現実に気づいたときに「嬉しい・・・」としみじみ思ったのでした。
セットリストは
ぼくたちは
COLOR
手紙〜親愛なる子供たちへ〜
1/6の夢旅人2002
「ぼくたちは」のときは、内田麟太郎に内緒でこっそり歌ってたら本人にバレて、謝りの電話を入れたら「どうぞどうぞ、どんどん歌ってください」といわれて今に至る行った話をされてました。
2曲目は古澤さんの曲である「COLOR」を2人で。
この曲を樋口さんと古澤さん2人でハモって歌うの、すごく好きなんです。
この日聴けると思ってなかったからすごく嬉しかった!!
そして、ハーモニーがとてもよかったし、力強かった。めちゃめちゃ感動しました。
樋口さんは、昔は自分でギター弾いて弾き語りでライブやったりしてたけど、病気の影響で歌うこととギター弾くのを同時でするのがだんだんと難しくなってきて、ただ、自分でギターを弾けなくなった分、今度は、サポートギタリストとして素晴らしいパートナーを得ることができた(ギフト、っていってたかなぁ?)と古澤さんのことをお話しされてました。
古澤さんも、こんな形で樋口さんの横でギターを弾かせてもらえることが非常に光栄だとおっしゃってましたね。
余談ですけど、古澤さんと初めて会ったのは、2010年10月に愛知県刈谷市のイベントに樋口さんのサポートギターとして参加されたとき(写真残ってるかな?と思ったけどさすがにその頃は全く知らなかったので一緒に写真撮ってもらってなかった)
その後、竹楽で一番搾り(当時のユニット)のライブみて、翌年2月にストリートで大阪来た時に見に行って今に至るという感じです。
いや、懐かしいこと思い出しちゃった(てへっ(笑))
この日一番ぐっと来たのはこの曲だったかもしれないわ。正直なところ。
手紙は、昨年のこのイベント以来で聴いたんじゃないかしら。
昨年も会場の方のすすり泣く声が聴こえてましたけど、今回もかなり会場にいらっしゃった方々の心に響いたようでした。
樋口さんは「この曲を歌うときは必ず一番最初にこの曲を歌ったときのような感覚になる」とおっしゃってましたね。
この曲やる前のMCかなぁ?2009年のレコード大賞で優秀作品賞をいただいたんだけど、そのときは、まわりに超一流の歌手の方ばかりいて、場違いなんじゃないかと思ったというようなお話をされてましたね。
EXILEだったり、氷川きよしくんだったり・・・って話始めた後で、「しにものぐるいとか」っていってて、誰よそれ?そんなバンドいたっけ?って頭の中ぐるんぐるんしてたら、古澤さんが「いきものがかりですよね?」って突っ込んでくれて、その時点でようやくわかりました(笑)
樋口さんのダジャレがコードすぎて全くわからなかった(笑)
この日はトーク抑え目でしたけど、相変わらずのトーク力に感服しましたです(^^)
最後は、「1/6の夢旅人2002」。「水曜どうでしょう」=サイコロの番組って説明しますよね、いつも(笑)
知ってる方は拍手を〜っていったら、先ほどの望月先生も拍手をなさってて「おっ!藩士!!」と思ったのでした。
では、僕が「ろくぶんのいちのゆめたびびと〜」って叫びますから、その後に、無意味に「にせんじゅーきゅー」って叫んでくださいって会場のお客さんにお願いして、曲がスタート。
ちょっとね、祭りとかキャラバンを思い出したよ。古澤さんもスタンディングでジャカジャカギターかき鳴らしてるし。
古澤さんがハモってくれるのもめちゃめちゃ嬉しかった。最後、盛り上がりましたな!!
そうそう、前後するけど、COLORの前後で、2人でやるときのユニット名がお互いの出身地の熊本(肥後)の「ヒゴ」と竹田の「タケ」を取って「タケヒゴ」って話もしてました。
また、古澤さんの大阪でのライブ(7月5日)の告知コーナーもあったり。「これも出会いですからね」とのことで。
さすが、事務所の先輩だわ。素敵な師弟愛を感じました。
この日は30分のステージでしたが、何度か言ってるけど、「タケヒゴ」で大阪でライブハウスとかホールでのライブやってほしいんですよね(懇願)
大阪じゃなくてもいいです、この際。2人でやるライブがすごくみたい。
ぜひぜひご検討くださいませーーー!
ちなみに、樋口さんはご自身のライブ告知されてませんでしたけど、6月28日(金)に東京の大森でデビュー25周年記念のライブがあるとのことです。
詳細は樋口さんのオフィシャルサイトに載ってるので確認してくださいませーーー!
10月のどうでしょう祭りにもいらっしゃるんでしょうかねぇ?そちらも気になるところでございます。
(札幌行きたい・・・)